sabato 22 gennaio 2022

日経新聞にジョルダーノ『天に焦がれて』書評が掲載されました

昨年末に刊行された拙訳『天に焦がれて』(パオロ・ジョルダーノ作、早川書房)の書評が日経新聞に掲載されました。筆者は大先輩のイタリア文学翻訳家、関口英子さんです。是非ご覧下さい。(無料会員登録が必要です):
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD059VF0V00C22A1000000/


天に焦がれて パオロ・ジョルダーノ著
理想追求した若者の行く末
パオロ・ジョルダーノは、若者の微妙な心の揺れや危うさを丁寧にすくいあげるのが得意な作家だ。25歳という若さで鮮烈なデビューを果たした『素数たちの孤独』から10年、円熟の域に達した彼が、さらにスケールを大きくして、再びやるせない男女の愛に挑んだのが、この『天に焦がれて(ディヴォラーレ)』である...