イタリア語翻訳者 飯田亮介
2003年からイタリア語翻訳者として活動する飯田亮介のPR用ページです。La pagina di un traduttore giapponese libero professionista Ryosuke Iida residente a Montottone (FM). Traduco i libri italiani e anche tante altre cose.
mercoledì 1 gennaio 2025
明けましておめでとうございます。Buon anno nuovo e felice!
イタリア語和訳のご用命は info@traduzionegiapponese.com まで、まずはお気軽にご相談ください。
martedì 6 febbraio 2024
ジョルダーノ『タスマニア』訳者あとがきが公開されました
僕の訳したパオロ・ジョルダーノ最新作『タスマニア』が1月頭に刊行され、その訳者あとがきが早川書房のnoteで公開されました。
イタリアでは2022年10月に発表されたこの小説は、主人公である悩み多きイタリア人作家とその周囲の人々の2015年から今日にいたるまでの紆余曲折を描いた作品です。それは一見、非常にパーソナルな物語のようでありながら、実は、誰もが大小さまざまな災禍の「サバイバー(生存者、生き残り)」であるこの奇妙な時代を生きるわたしたちの物語でもあります。
ジョルダーノはこの作品を書くために原爆被爆者を取材し、2022年夏には広島と長崎の原爆慰霊祭にも参列しました。事実、原爆の悲劇と今も続く核兵器の脅威が主要テーマのひとつとなっており、そういう意味では日本人にとって特別な縁のある作品と言えます。
2024年のノーベル平和賞を受賞した日本被団協(原水爆被害者団体協議会)代表委員の田中煕巳さんへのロングインタビューが元になった章もあります。田中さん、受賞本当におめでとうございました。授賞式での田中さんの演説全文はこちらから。
パオロ・ジョルダーノの小説『タスマニア』、どうぞよろしくお願いいたします。
lunedì 3 aprile 2023
コニェッティ『狼の幸せ』訳者あとがき公開
僕の訳したパオロ・コニェッティの小説『狼の幸せ』の訳者あとがきが公開されました。山岳小説で有名なイタリアの作家コニェッティが日本の北斎の富嶽三十六景にインスパイアされて、モンテ・ローザ山地の集落を舞台に描いた小説です。4月11日に早川書房より刊行予定です。どうぞよろしくお願いいたします。
Fra un po' di giorni uscirà la versione giapponese del libro "La felicità del lupo" di Paolo Cognetti tradotto da me nel mercato giapponese. Il link qui sotto è per chi vuole legger la mia postfazione.
読者のみなさまのご感想も徐々に集まりつつあります。本当にありがとうございます!
sabato 22 gennaio 2022
日経新聞にジョルダーノ『天に焦がれて』書評が掲載されました
昨年末に刊行された拙訳『天に焦がれて』(パオロ・ジョルダーノ作、早川書房)の書評が日経新聞に掲載されました。筆者は大先輩のイタリア文学翻訳家、関口英子さんです。是非ご覧下さい。(無料会員登録が必要です):
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD059VF0V00C22A1000000/
天に焦がれて パオロ・ジョルダーノ著理想追求した若者の行く末
パオロ・ジョルダーノは、若者の微妙な心の揺れや危うさを丁寧にすくいあげるのが得意な作家だ。25歳という若さで鮮烈なデビューを果たした『素数たちの孤独』から10年、円熟の域に達した彼が、さらにスケールを大きくして、再びやるせない男女の愛に挑んだのが、この『天に焦がれて(ディヴォラーレ)』である...
lunedì 15 novembre 2021
venerdì 10 settembre 2021
Booklogで拙訳のリストを作ってみました。
↓がリストです。
https://booklog.jp/users/0ccfc952da49aa8d発刊の日付ごとに並べられています(新しい順)。
2004年からの軌跡。石の上にもそろそろ20年近くて、根気なのか惰性なのか、それともやっぱり情熱なのか。
なんだか自分でもあれこれ感慨深いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
飯田亮介
domenica 1 agosto 2021
朝日新聞への寄稿
7月31日付けの朝日新聞の朝刊コラム欄「ひもとく」に寄稿をしました。翻訳者が毎回、好きな本を数冊ずつ紹介するリレーエッセイ企画「翻訳を生きる」です。こちらで全文無料公開されていますので、ご笑覧下さい:
翻訳を生きる:1 嵐をやり過ごす、私だけの世界 イタリア文学・飯田亮介
https://book.asahi.com/article/14408911
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僕の訳したパオロ・ジョルダーノ最新作『タスマニア』が1月頭に刊行され、その訳者あとがきが早川書房のnoteで公開されました。 https://www.hayakawabooks.com/n/n998cff949b29 イタリアでは2022年10月に発表されたこの小説は、主人公であ...
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僕の訳したパオロ・コニェッティの小説『狼の幸せ』の訳者あとがきが公開されました。山岳小説で有名なイタリアの作家コニェッティが日本の北斎の富嶽三十六景にインスパイアされて、モンテ・ローザ山地の集落を舞台に描いた小説です。4月11日に早川書房より刊行予定です。どうぞよろしくお願いいた...
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7月31日付けの朝日新聞の 朝刊 コラム欄「ひもとく」に寄稿をしました。翻訳者が毎回、好きな本を数冊ずつ紹介するリレーエッセイ企画「翻訳を生きる」です。こちらで全文無料公開されていますので、ご笑覧下さい: 翻訳を生きる:1 嵐をやり過ごす、私だけの世界 イタリア文学・飯田亮介 h...